理化学研究所横浜研究所の一般公開に行ってきました①
9月29日(土)に横浜にある理化学研究所横浜研究所で一般公開がありました。
http://www.yokohama.riken.jp/openday2012/
http://www.yokohama.riken.jp/openday2012/event/facility/index.html
http://www.yokohama.riken.jp/openday2012/event/handson/index.html
私は別件で上京したものの、土曜は特に予定がなかったので、羽田空港から直接向かいました。羽田空港から新逗子行きの急行に乗車して京急鶴見で下車すると、すぐそばに無料シャトルバスの発着場があり、バスで15分ほどで理化学研究所横浜研究所&横浜市立大学鶴見キャンパスに到着しました。
事前にプログラムはチェックしていましたが、いくつかのイベントは整理券配布ということで、到着したらすぐに整理券配布会場に直行しました。
整理券をもらったのは、「植物科学研究室ツアー」と「ラボツアー・最先端の遺伝子解析施設を見てみよう。」の2件です。
植物科学研究室ツアー(各回定員6名)
理系の学生さん2名と本職の方?を含めたメンバーで研究室を見学しました。所要時間は30分予定ですのでさらっとですが…
とはいえ、
電気泳動でDNAを調べる基本的な手法のアガロース電気泳動をプチ体験したり(不器用な私はうまく操作できずに空気を入れてしまいました…orz)
その後、電気泳動でDNAが移動するまでの10分ほどの時間で、無菌状態で作業できる「クリーンベンチ」等の機器の説明を受けたりしたり、遺伝子のエラーで気孔が閉じなくなった植物をサーモグラフィーで見たりしました。
ちなみに左側が温度の低い水色になっているのは、気孔が開きっぱなしで水蒸気が出ているため温度が低くなっているそうです。
最後はDNAを可視化してこのようなどこかで見たことのあるバンドの写真をもらってツアーは終了しました。
そうそう。生まれて初めて女装しましたw
といっても白衣がなくて、ボタンの留め方が女性用のそれというものでしたが…。
ラボツアー・最先端の遺伝子解析施設を見てみよう。(各回定員20名)
実質的な見学時間は20分ほどでした。
DNAとRNAについて簡単な説明があって、その後にゲノム解析について簡単に説明がありました。要は、人のDNAが30億の情報からできているなら全部調べたらいいんじゃね?で調べたのがヒトゲノム計画ってことで、このあたりで某動画( http://www.youtube.com/watch?v=Q4gTV4r0zRs )を思い浮かべてしましました。
手計算だと1日に数百件の解析がやっとで、それが
15年ほど前には1日に10万件くらいの解析が可能になって、
今では数日で解析ができるそうな…技術の進歩ってすごいね。
(なぜか最新の解析機器にぬいぐるみ(兼クリーナー)が…w)
最後は手を洗って終了。
ちなみにここでも白衣を着ましたが、男性用でしたww